徒然茜

イナズマイレブン等について不定期で更新するブログです。

【メガトン級ムサシ】第6話「美女から野獣」感想

こんにちは。それでは今回の感想を書いていきます。

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今回はなかなか濃い回でしたね。視点が二転三転し、様々なキャラが徐々にかかわりあっていき満足度が高かったです。OP・EDがカットされていることもあり、2話分が1話に詰まっているかのような情報量でした。

 

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 冒頭、南さんが会議の場で、コロニー:イクシアを丸ごと、伝説の地「サンクチュアリ」へ移動させる計画を提案します。その荒唐無稽な提案に、当然困惑や反対の声があげられますが、彼女は宇宙戦艦「天叢雲(あめのむらくも)」の設計図を切り札にしていました。

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 いじめられっ子アフロこと芥川康太は、早乙女に気遣われますがそれを拒絶しふらりと去っていきます。その腕にはスパークが…そこに駆け寄ってきた金田一 巧は、なんと彼がアンドロイドであることを看破します。初見ではそんなのありか⁉と驚きましたが、よく考えたら1話から不良ロボットたちを使い捨てにしてましたね… オブリビオンベイの技術力なら造作もないことなのかもしれません。

というかアフロの名前が芥川康太なんですね。前回に博士の名前が芥川だと予想しましたが、見事に大外れです。じゃあ博士の名前はなんなんだ…こんなに登場して話しているキャラが公式サイトに載っていないのってすごいモヤモヤするんですけど。

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 話は再び会議へ戻ります。長くなるので要点だけかいつまんで話すと、南さんの主張では、イクシアから他の12のシェルターをめぐって宇宙戦艦の設計図の断片を集め、サンクチュアリに運びこむという反撃計画を、マーガレット議長の祖父でありイクシアを建造したハイネル・ブレクネンが計画していたというものでした。最終的に、祖父を信じる議長の鶴の一声でイクシア移動計画が始動します。

やはりというべきか、コロニーはイクシアだけではありませんでした。これから他のコロニーのパイロットたちと交流する展開もあるんですかね。前々から気になっていましたがこのアニメどこまで続くんでしょう。さすがに2クールまでに終わるとは思いたいですが…

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それにしても、議長はなんとも頼りないですね。南さんに流されてばかりであまりリーダーシップを発揮できていません。以前登場したときもおじいさまを引き合いに出していましたし、祖父への依存度の高さがうかがえますね。そもそも議長になったのも縁故採用でしょうし。

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 なんとか会議はまとまり、いざ計画を実行に移す段階になりましたが、おばちゃん達エンジニアはイクシアの移動は現時点では不可能だと断言します。なんでもバランス計算に必要な高度な人工知能をプログラミングするのに1年はかかってしまうそうです。これはどう考えてもアンドロイド芥川の活躍フラグです。

南さんは実行可能か確かめる前にプレゼンしてたんですね。まるでノルマ達成のために現場を考慮せずに無茶な納期で契約とってくる営業みたいだぁ…(直喩)

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 金田一の家で修復作業を受けていた芥川。金田一の父はロボット工学のエンジニアで、息子の彼も自宅の蔵書を読み漁って技術を身に着けたそうです。さらに金田一は、芥川がわざといじめの標的にされることで本来起こるはずだったいじめをなくすストレスケアアンドロイドであることを指摘します。そんなものがあるなんて、なかなか闇の深い世の中ですね。それだけではなく、彼はこの町が偽りのものであることまで知っていました。

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 時を同じくして、霧島は伊伏隊長からパパ活勧誘を受けていました。最初は冷たくあしらっていた霧島ですが、「この町は偽物」と聞いたとたんに強い興味を示します。説明を受けた後オブリビオンベイに案内され、その光景をみた霧島は、それまで感じていた違和感や疑問が一気に解消し、感激のあまり隊長に抱き着きました。うらやま 当然パイロットの勧誘も受けることになります。f:id:malta0909:20211107093541p:plainf:id:malta0909:20211107012832g:plain

 金田一は、芥川を連れてオブリビオンベイに潜入し、開発中のローグをのぞき見。そこで開発責任者のデューク藤咲に見つかりますが、優れた資質でローグの問題点を見抜き、彼に気に入られます。

 

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 そうこうしているうちにドラクターが襲撃し、隊長と大和たちは真夜中に駆り出される羽目になります。雨宮がいないことを不思議に思う大和でしたが、そのころ彼は脱走したイブリムに捕らわれていました。

今回の敵は高品質の装甲を装備していて、ただでさえ頼りにならない一般ローグの皆さんの攻撃ではビクともしません。そこで、新兵器の大剣オールディバイダーを装備したムサシの単騎特攻作戦にシフトします。それに対抗するため、敵は融合しグラビティバリアをまとった巨体に変化します。バリアはオールディバイダーすら通さないほどの硬さでしたが、エネルギー200%充填した必殺技「サザンクロスエンド」の前に敗北しました。f:id:malta0909:20211107014735j:plain

今回の戦闘:敵が強い!→新兵器投入→融合体のかませに→必殺技(本来なら効かない)を大和が活用して倒す

…全く同じ流れを先週にも見ましたね。そこは何とかならなかったのか。また、ムサシの装備の火力の足りなさも深刻です。大和が操縦していなかったら先週も今週もグラビティバリアを突破できなかったと考えると、工夫せずともバリアを貫通できるレベルの装備の開発が求められます。シールドを張った単体の敵に使う技のはずのメガトンパンチはどうしたよ。

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今回の大和がハイすぎて怖いです。もはや顔芸レベルの目力で、戦闘中もずっと笑い続けていました。度重なる記憶操作で脳に悪影響があったんですかね。

 敵はなんとか倒せたものの、仲間を危険にさらした大和にご立腹の南さん。まあ仕方ないと思いますけどね。なんとかしたいならやっぱりバリア貫通できる新兵器が必要なんですよ。新ローグのほうは、ムサシの開発者の息子だと判明した金田一の活躍で次回までに何とかなりそうです。

 

大和は輝に偽りの家族について教えられ、父親(偽)の死を悲しめない山本隊員の娘を気にかけていました。ところで、今回の龍吾を見ていてふと思ったのですが、彼が慕う母ちゃんって恐らくマッチングされた家族ですよね…記憶を返されていないのは龍吾にとって幸運か。

 

 イブリムの大和暗殺を再び阻止しにきたアーシェム。イブリムはなんと獣の姿に変身し、圧倒的な身体能力でアーシェムを追い詰めます。これってそういうアニメなの⁉(2週間ぶり2回目)と驚く場面ですが、個人的には獣化イブリムに食らいつくアーシェムのほうに驚きました。この世界肉弾戦が強い女子が多すぎないか?

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イブリムがここまで反抗する理由は、こき使われるばかりの母星の暮らしよりも尊敬される教師としての生活を気に入ったからとのこと。教師の身分で満足できるなんて、随分と安上がりですね。

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都合よく服の胸部分だけがむしられ、窮地に陥るアーシェム。一応のサービスシーンですが、こんなペラペラの下着じゃあ満足できないぜ… 後に助けに入った大和も、まるで敵わず叩きのめされます。

f:id:malta0909:20211107093857j:plain怒ったアーシェムは、神崎に憑依したまま獣に変身し、イブリムを殺害しました。美女から野獣ってそういうことかあ(納得)

急展開に次ぐ急展開で驚きが止まらないですね。大和の「なんだよこれ…」という台詞が視聴者の総意でしょう。

ちなみに捕まってた雨宮はいつの間にか脱出してました。まじでなんだったんだ。

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 目を覚ますと、なぜか大和のアパートで服が破れた状態で布団に入っていた神崎。もし記憶がなかったら恐ろしい…

 

今回は本当に盛りだくさんで、それでもなお尺が足りないと感じるほど密度が濃かったです。人類と異星人、双方の具体的な目標も明かされ、物語はさらに前進しました。少し荒く感じる部分もありましたが、次回以降さらに説明も加わることでしょう。

次回はようやく霧島が戦うようで何よりです。

次回感想

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