徒然茜

イナズマイレブン等について不定期で更新するブログです。

【メガトン級ムサシ】第9話「家族」感想

こんにちは。今回も引き続き感想を書いていきます。最近忙しくて投稿が遅くなりがちなのは大変申し訳ないです。できれば日曜日までに書き上げたいんですけどね…

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 前回のラストで登場した強敵、コードネーム「ブラックハンター」との戦闘が続く3機。デフュージョンブラスターが効かなかった以上は他の銃器も通用せず、相手の攻撃から逃げ回ることしかできません。さらに敵は電磁柵で包囲し、怒髪天ラッシュ…ではなく退路を断ってきます。ピンチになりいつものように母ちゃんと叫ぶ龍吾ですが、その時、不意に今と全く異なる母との記憶が…。

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いよいよお手上げとなった大和に、アーシェムはトンキーをハッキングして、現状での唯一のブラックハンターの攻略法である3つの電子頭脳への同時攻撃を教えます。1秒でもずれれば失敗するため、敵との距離や動きを正確に計算して指示しなければならない超高難易度の作戦ですが、芥川による的確な指示により無事にトライアングルアタックを決めました。機能停止した機体は回収されたものの、戦力差的には大金星です。

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なんというか…意外とあっさりやれましたね。先週の引きからすると負けイベントなのかと予想していましたが、大きな損害もなく今話開始10分で片付いてしまいました。一応マキシマスの腕が吹き飛んだりしているんですけどね。

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大和に初めて顔を見せるのに緊張して髪を整えるアーシェムがかわいい。

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 助けられたことで再びアーシェムと話したいと考えた大和は、神崎にもう一度憑依してもらおうと打診します。嫌がる神崎に、一瞬だけ!先っぽだけだから!と粘りますが、当然断られました。というかアーシェムの憑依は神崎側からどうにかできるものなんですかね?

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 金田一が見つけた設計図から、2機の新しいローグ:E・HEROスパークマンとガウディアが開発されました。スパークマンには輝、ガウディアには龍吾が搭乗し、大和は念願のムサシ1人乗りに。これで味方ローグは5機になりますが、そろそろ戦力過剰では?と思いますね。3機のみの現在でも既にアーサーの霊圧が消えかけてますが、5機全部の見せ場を作りながら戦闘シーンを構成するのは至難の技のように感じられます。

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機体の完成が異常に早いですが、これらは高速フレーム形成というチート技術で造られたようです。一瞬で建造物を構築できる技術があることを知っていながら建築現場で働く隊長の心情を慮ると涙が止まらないです。

それにしても、金田一のブラックハンターの性質を知っていたことへの疑念を勘の一言で突破する南さん流石です。3話の「女性には~」のやり取りといい、南さんのごまかし方はストロングですね。

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 先ほどの戦いの中で本当の家族の記憶を取り戻した龍吾は、嘘を抱えたまま過ごすことは耐えられないと、母ちゃんに真実を明かし別れを告げようとします。しかし、なんと母ちゃんもそのことに気づいていました。無事一件落着。実の母親は幼い龍吾を虐待するような人だったので、彼にとって本当に母と呼べる人は現在の母ちゃんだけでしょうね。

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このシーンの龍吾の声優の演技は本当に真に迫っていて感動的でしたが、めちゃくちゃ涙声で話しているシーンなのに映像では1滴も涙が流れておらず、やけに違和感があったところが残念でした。

 

 龍吾のことをうらやましいと言った輝でしたが、そんな彼の両親は、記憶操作に齟齬が生じている影響で関係に亀裂が入っていました。真実を知りながら二人を仲裁することしかできない輝がかわいそうです。もう一回記憶操作してあげればいいのにと思いますが、多分シェルターのそこかしこで同様の事例が発生しているんでしょうね。

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 ブラックハンターが敗北したことでアーシェムの裏切りに気づいた女王は、怒り心頭でアーシェムの殺害を指示します。グリファースをはじめとする臣下は反対しますが、それを押し切って強引に話を進めました。女王は娘憎さで感情的に行動しすぎて、臣下からも惹かれてしまってます。この人、部下から信頼されなさすぎてそのうち裏切られそうな予感がします。

 

 今回の「家族」というサブタイは、血はつながっていないが愛がある龍吾の家族・記憶操作の綻びにより崩壊しかけている輝の家族・実の親子でありながら争うアーシェムの家族のトリプルミーニングになっていたんですね。龍吾のエピソードはベタベタのベタながらも迫真の演技が感動的でした。個人的には、輝の家族のような記憶操作の悪影響がどのように解決されていくのか気になるところです。