徒然茜

イナズマイレブン等について不定期で更新するブログです。

【メガトン級ムサシ】第10話「架け橋」感想

こんにちは。とうとう10話目の感想記事です。今週はいろいろな意味で衝撃的な展開が多いので、ぜひ本編を視聴してみてほしいですね。

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 結局体を貸してくれた神崎のおかげで、アーシェムと会話できた大和。大和になぜ2回も自分を助けたのかと問われると、アーシェムは今となっては懐かしい3話のやりとりを振り返ります。あの時はサーザントに唆されて咄嗟に出た「あなたを愛している」という言葉は、いつの間にか嘘ではなくなっていた、今は異星人同士でも愛し合えるのではないかと思う…とアーシェムからの告白が。f:id:malta0909:20211205165704j:plain

何故そこで愛ッ!?アーシェムが大和に告白する展開自体は不思議ではないですが、このタイミングで言うべきことは他にあると思いますけどね。まぁ顔を赤らめる神崎(アーシェム)が可愛いのでOKです。

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 西野は雨宮を呼び出し、パイロットたちを調査した証拠を突きつけ真実を教えてもらおうとします。それでも口を割ろうとしない雨宮の前に霧島が現れ、西野に真実を話してあげることに。雨宮は一貫して秘密厳守しているのに、周りの奴らの口が軽すぎてかわいそうですね。霧島に関しては、西野のこの街に違和感を覚え調査している様子が、少し前の自分自身と重なったところが大きいのは理解できますが。

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 イクシアの浮上計画も大詰めとなったオブリビオンベイでは、南さんが20時間休憩なしというメガトン級ブラックな環境で陣頭指揮にあたっていました。流石に部下にも休憩を勧められ、ふらふらになりながら自室に向かいますが、そこで輝と遭遇し…

 

 

 

 

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!?

まさかまさかのベッドシーン。突然すぎるだろ!初見でこのシーンを見た瞬間は意味が分からな過ぎて笑ってしまいました。見直せば今回のテーマとして必要なのは分かりますが… やたらねっとりとした作画で描かれる南さんの着衣シーンもシュールさを際立たせます。

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過去回想によると、輝も当然襲撃によって家族を失ったわけですが、そこをドラクターである南さん(ドラクターとしての名は不明)によって助けられました。南さんは種族のためとはいえ異星侵略を良しとしない平和主義者で、地球に秘密裏に技術提供をしたりすることで、両種族が生き残る道を模索していました。それに共感した輝は協力を申し出たとのこと。

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なんか色々重大な設定が明かされましたが、直前のシーンのインパクトがデカすぎて何も頭に入ってきません。南さんへの環境適応薬の効き目が薄まっているという死亡フラグも立ちましたが、無駄にマッチョな輝の上半身が視界に入るだけで笑いがこみ上げ心配も吹き飛びます。なんなんだこの回…

 

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 倉庫を訪れた大和は、素のアーシェムと初の生対面を果たします。(顔自体は前回に見ている) アーシェムたちの母星シドルは地球から17万光年離れた星でしたが、現在は滅亡し、シドルの住民たちは宇宙を放浪していました。以前は種族を守るために地球を攻撃した母の意向に賛同できたが、今は…と侵略の事情を語るアーシェム。地球人からすればいい迷惑ですが、彼らにもひっ迫した事情があったというわけですね。

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そんな話をしていると空腹になったアーシェムを連れ、大和はおばちゃんの食堂でうどんを振る舞います。動物の肉が食べられないアーシェムへの配慮ですが、よりによって初見では食べにくいうどんとは、気が利くんだか利かないんだかわからない男です。

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食事を通じて親密になった2人は、映画鑑賞にバッティングセンター、ブティックにゲームセンターとやり放題デートします。いい感じのBGMが流れる中つかの間の幸福を堪能する2人。こんなん絶対死ぬやつじゃん…(絶望) それはそうと、ドラクターがコロニー内にいることは既に人間側に伝わっているのですが、アーシェムは今の自分の立場を理解しているのでしょうか。可愛いけれどアホの子過ぎる。f:id:malta0909:20211205170659j:plain

案の定、異星人侵略者の調査チームに連行されそうになりますが、こいつらは弱っちいのが特徴なので簡単に振りほどいて脱出しました。

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イクシアに侵入していたグリファースは、サーザントに見つかりなぜかメイド喫茶で話すことに。注文時に開口一番「消えろ」と言い放つグリファースもなかなか面白いですが、慣れた様子でぷりぷりプリティプリンを注文し、ラブリーポイントカードまで提示するサーザントが意味不明すぎて勝てません。なんで4回もメイド喫茶に行ってるんですかね…

注文を終えるとシリアスモードに戻り、サーザントはイクシアが破壊されようとしていることを知ります。探していた進化の秘宝とやらは最近発見した他のコロニーで捜索する方向に切り替えたようですが…それでは今まで他のコロニーにはドラクターの攻撃は来ていなかったということになりますね。あまり頼りにはならなさそうです。

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話しているうちにぷりぷりプリティプリンが届き、サーザントはメイドと一緒にぷりぷりビームを発射します。このおじさん本当に何やってるんですかね…?「まったく信じられん」と言っていましたが、信じられんのはこいつの奇行のほうです。メイドカフェに完全に馴染むとは、環境適応薬の力がすごすぎる(違う) なんなんだこの回…

どうでもいいですが、動物の肉はだめでうどん出汁の魚やプリンの卵がありということは、ドラクターの食事情には体質ではなく宗教的な理由が関わっているようですね。

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 イクシアには800を超える大軍勢が迫り、大和を除くパイロットをはじめとする隊員たちは大戦に向けて準備をします。いよいよ互いの戦力が勢ぞろいということもあり、盛り上がりがすごいですね。f:id:malta0909:20211205170830j:plain

前回まで強敵として描かれたブラックハンターがモブ敵に紛れて配備されているのも相手の強大さを感じさせます。それにしても、こぞって「今回は死ぬかも」「生きて帰ろう」とばかり言うせいで死亡フラグが乱立して逆に先が読めません。

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グリファースはコロニーへの総攻撃を止めようと、専用機に乗り込み司令と対峙。やっぱり悪役でないcv櫻井孝宏は格好いいです。

大和とアーシェムも抜け道からムサシに乗り込もうとしますが、デート中にアーシェムの姿を見ていたエンジニア:佐沼がアーシェムを待ち伏せ、射殺しようとしていました。こんなところで誰か死んでしまうのか?というところで〆。

 

今回は、戦闘シーンがなかったにも関わらず情報量が多すぎてパンクしそうになる回でしたね。おそらくレベルファイブアニメ史上初のベッドシーンだけで衝撃なのに、ヒロインレースをぶっちぎるアーシェム、メイドカフェを満喫するサーザントとドラクター勢のキャラ立ちが強すぎる。次回は戦闘も盛り上がりそうでなによりですが、終わりそうな雰囲気が出ているのは気のせいでしょうか?どんどん良くなってきているので、できればまだまだ楽しませてほしいですね。