【メガトン級ムサシ】第1話「眠れる獅子」感想
こんにちは。いきなりですがレベルファイブの新作アニメ「メガトン級ムサシ」1話の感想を書いていきます。本編は公式で無期限無料公開中です。
正直なところ、今までこのコンテンツには関心がありませんでした。ツイッターのTLで放送されたことを偶然知り、その流れでグラサンズ狩りのお供に視聴してみたのですが、思いの外面白くて驚きました。1話の段階だとロボットものというより不良バトルものの成分が濃いですが、今後にも期待しています。
・留置所に拘留されている主人公・一大寺 大和（いちだいじ やまと）をスカウトしに現れた浅海 輝（あさみ てる）。
一話目冒頭から牢屋の中とは、空条承太郎を思い出しますね。もっとも、大和の方は路上で喧嘩していたら警官に見つかって捕らえられたというなんとも格好つかない理由ですが。
・そして今回一番衝撃を受けたポイントのOP。もうとにかくダサい！
初っ端からﾒ-ｶﾞﾄ-ﾝ･･･ﾒ-ｶﾞﾄ-ﾝ･･･そしてダサラップ。全体的に歌詞が子供っぽいですね。「ミジンコないぜ」は流石にないぜ。それでも後半の盛り上がりは（歌詞はともかく）好きですね。イナイレもリーヨだのおでんだのトンチキなフレーズがありますが今は慣れているので、この曲も同じように受け入れられるようになるかもしれません。どうでもいいですが歌詞に「キープオン」が含まれているのを見たときに笑ってしまいました。初心をkeep on
・宇宙人の先鋭アーシェムに憑依される神崎。
絶世の美女として描写されていましたが、左の画像のシーンなど、作画に変な癖がある場面が度々あったのが残念でした。もちろん可愛いときもあるんですけどね。
ところでアーシェムのフードなんですが、中抜きツインテールをしまうためだけに耳をつけてるんですかね？宇宙人のファッション事情は複雑です。
・無事釈放され帰宅する大和。家族とは死別していますが、写真を見る限り裕福な家庭の普通の子供にしか見えませんね。当時から不良だったのか気になるところです。
そして幼馴染ヒロインの西野が訪問。この子めちゃくちゃ良い子ですね。過去にどういう関係だったか分かりませんが、こんな前科持ちを釈放直後にお見舞いに行ってあげる優しさよ…
・憑依したアーシェムは、さっそく人間の戦士候補の抹殺作戦を開始。
勝手に体を乗っ取って殺人犯に仕立て上げるとは、なかなかいい性格してますね。結局神崎の深層心理からの大和への呼びかけによって失敗するのですが…
ナイフの使い方はそうじゃないだろ。なんで振りかぶったし。高貴な身分のようですし、こういう荒事はまったくの素人なのでしょう。
・同じく勧誘されていた不良ライバルの土方 龍吾。漢字は違いますがあの染岡さんと同じ名前ですね。レベルファイブ的にはリュウゴ＝不良のイメージなのか？
彼と一緒に、輝に路地裏に案内されると不良の群れが。今回の目玉の戦闘シーンが始まります。
滑らかに動き、迫力もあっていいですね。ただ殴り飛ばすばかりではなく、関節を極めたり投げたりと単調にならないようにしているところに気合を感じました。
二人がたやすく敵を片付けると、なんと不良軍団がロボットに。どういうことなの… 正体を現した彼らは、大和と龍吾の動きを分析して圧倒します。こんなに強いなら不良のスカウト必要ないのでは？と思いますが、おそらく設定は闇に葬られ、このようなロボットが今後登場することはないでしょう。
一度は押されますが、二人も戦いのテンポを変えることでこれに対応し、改めて敵を撃破します。倒されたロボットが爆発するのは今更突っ込むことでもない気がします。
とどめに大ジャンプ斬りを放つ大和。忍者かこいつは。ここまで人間やめてるなら、ロボットに乗るよりも超次元サッカーするほうが向いてるんじゃないですかね。
・こうして入隊テストを乗り越えた二人は、ゲーセンの奥にあるゲートへ案内されます。もちろん輝も隊員のひとりですが、彼もこのテストをクリアしたんですかね？ハイスペックなアンドロイドを使いつぶす試験を毎回やるのは厳しそう。
・街の地下にあった秘密組織、オブリビオンベイに来た大和たち。巨大な施設で慌ただしく働く職員や、整備されている巨大なロボットに驚きを隠せません。
・組織の指令、南 沙也加が現れ、大和たちにこの世界の現状を説明します。
タイトスカートっていいですよね。ひらひらしていないところが逆に。
話を戻しましょう。実は、この地球は3年前の2118年に宇宙人・ドラクターから奇襲を受け、わずか48時間弱で全土を滅ぼされていました。ドラクターは地球に新たなコアを取り付けて環境を改造し、生き残った人口の0.1％の地球人は、シェルターの中で記憶を消去され何も知らぬまま日常を送っています。
個人的に一番驚いたのは舞台が2121年というところですね。街の様子は全然現代と変わらないようにしか見えないんですけどこれで100年後なのか…カノンやオーガがいる世界よりも未来だなんて信じられません。人口の99.9％が二日で殺されたり、地球のコアを取り払って新たなものを付けるという設定もなかなかぶっ飛んでますがね。
・ドラクターと戦うための巨大ロボット兵器「ローグ」のパイロットとして、改めて二人を勧誘する南さん。しかし、当然というべきか、大和はそれを拒否。そこで、彼の消去された記憶を復元させることにします。
火事で死んだと思っていた家族がドラクターに殺され、最愛の妹は目の前で踏みつぶされた事実を思い出し、吐くほどのショックを受ける大和。彼は家族の復讐のため、ローグに搭乗して戦うことを決意します。右上の画像の母親、すごく冬花に似てますね。
「宇宙人と戦えとか無理だろ…」→「そう。ところで忘れてるだろうけど、実は君の妹は敵に踏みつぶされて無残に死んだの。どう？やる気になった？」これが味方の組織がやることか？泣き崩れる大和を冷静に見下ろす南さん怖すぎ。
・ちょうど良いタイミングで敵の襲撃が発生し、大和、龍吾、輝は最強のローグ「メガトン級ムサシ」に搭乗して出撃することになります。操縦法をインプットされてポッドに乗り込み、いざ戦場へ！といういいところで今回は終わります。肝心の戦闘は来週までお預けなのか…1話2話連続放送してほしかった。
設定などは割とガバガバなところもあり、突っ込みどころが多いのは否めませんが、今のところ不安より期待の方が大きいです。ゲームを買う予定は無かったのですが、今後も面白く視聴できるのであれば購入するかもしれないです。とりあえず来週も視聴してみたいと思います。
次回感想↓
