【メガトン級ムサシ】第5話「秘密厳守」感想
こんにちは。遅れましたが例によって今回の感想を書いていきます。
・冒頭はもはや恒例となったアフロ君のいじめシーン。何気に直接いじめっ子が登場したのは初めてな気がします。そこに正義の味方を名乗るカラーギャングが介入し、いじめっ子たちをリンチします。
さらに通りがかった大和と龍吾が乱入し…と開幕から治安の悪さMAXな展開に。出てくる奴らが揃って野蛮人ばかりですが、状況を認識して2秒でウキウキで乱入する奴がダントツで危険ですね。まぁそいつが主人公なんですが。
・先生に憑依していたイブリムは、アーシェムの寝ている部屋の隣室で縛られていました。前回の姫殺害未遂は本来ならば死罪ですが、アーシェムの恩情により地球から追い出されるだけで済むようです。
なんたることか、今週のアーシェム(神崎)は一瞬だけでセリフもありません。悲しいですが、今回は代わりにかわいい成分を補給できる子がいるので仕方ない。
・ボコボコにされ逃亡するカラーギャングを追うふたり。相手の一人が逃げ遅れたところに、連携技の大和キックが炸裂します。この二人、すっかり仲良しコンビですね。
敵を捕らえた龍吾は、彼が所属している「KJ」=「キング&ジョーカーズ」のアジトを吐かせようと息まきます。尋問している男は、以前龍吾を集団リンチした者でした。その時にボスの存在がいることを知った龍吾は、因縁に決着をつけようとしていました。
龍吾がその辺のチンピラ程度に倒されていたのはショックですね。大和と二人なら一方的に倒せるので、大和が余程強いのでしょうか。
相手は抵抗しますが、輝が逃亡した敵のひとりに発信機をつけていたおかげでアジトを発見します。
というか何故輝が大和たちに同行しているんですかね。任務帰りという可能性もありますが、この数時間後に呼び出されるので、それだと組織のブラックさがひどいことになります。
・アジトの廃ビルに到着した一行。なんとKJのボスは学園のアイドル・霧島ジュンでした。取り巻きを容易く片付けると、彼女自身が相手をすることに。本当に戦えるのかと疑ってしまいますが…
ミニスカ宙返り・顔面への回し蹴りと男子高校生にはあまりにも刺激的な攻撃を繰り出し、2発で龍吾を叩きのめしてしまいました。今話だけで2回も敗北した龍吾が不憫ですが、悪ガキに袋叩きにされるより美少女のパンチラを拝みながら蹴られる方がまだマシじゃないですかね(適当)
龍吾の動きが鈍っていたというのはもちろんありますが、彼女の身体能力はパンチラ云々を抜きにしても相当高いですね。これほど強かったらオブリビオンベイにリクルートされるのも不思議ではないので、今後パイロットになってもおかしくなくなりました。なんでこんなに強いのかは謎ですが。
余裕しゃくしゃくで大和にも挑発をしかける霧島ですが、そこになぜか猫耳をつけた雨宮が迷い込みます。霧島らしくないと雨宮が指摘したことで、霧島は4人に過去の事情を説明することになります。
嫉妬から女子にいじめられていた霧島は、コスプレをしていたことで仲良くなったオタクに勧められミスコンに出場し、優勝したことでオタサーの姫となり、学園のアイドルに成長しました。彼女の親衛隊はKirisima Junのイニシャルから「KJ」と名乗りましたが、現在では「キング&ジョーカーズ」として恐れられるようになりました。
今までそんな話は全く出ていませんでしたが、霧島自身はオタクなんですかね?「貧乏女神モンナシーヌ」の変身前のコスプレをしていたそうですが、普通の学生服にしか見えないせいで判断に困ります。そもそもいじめられているのにコスプレして出て行く余裕はあるんだろうか。
KJが暴れている理由は、霧島が街に感じている違和感を調査するためだと知って焦る3人。先生を怪しんでいたこともあり、いろいろ鋭いですね。3人が時々街からいなくなることも突き止めていた霧島に、全て打ち明けようとする大和。👺<判断が早い
輝が焦る中、雨宮から、彼らはゲームセンターの奥の部屋でいかがわしい動画の鑑賞会をしているという斜め上のフォローが入ります。困惑しながらも、渡りに船とそれに乗っかる3人。意外にも霧島はこれを信じてしまいました。こんなひどい言い訳が通用するなんて、AV鑑賞に浸っていてもおかしくない奴らだと認識されているんですかね…だとしたら悲しすぎる。
彼らの社会的な犠牲によりなんとか追及の手を逃れたところに、タイミング悪く招集の合図がブレスレットに届き、あまりにも不自然な解散をする羽目になってしまいました。「アーオレ シュクダイヤリカケテタゾー」は流石に疑われるだろ… 結局霧島の身体能力も雨宮の猫耳も理由が分からないままでしたね。
・出撃の準備を進める大和たち。雨宮の正体はどのタイミングで知ったんですかね?正直パイロット同士の邂逅はもう少し丁寧にやってくれてもよかったなと感じます。
恐らくはじめての会話をする2機のパイロットたち。雨宮はものすごく物腰柔らかで友好的です。2号枠といえばなにかと主人公と対立するイメージがありますが、彼はその心配がなさそうでいいですね。
今回はみんな軽口を叩き合っていて和やかな雰囲気です。輝もなんだか楽しそうな描写が多いです。なんだかんだ彼も大和たちを気に入ってきたようで何よりですね。
今回は技術班新作のリフトセッターに吊るされて移動します。スカイビルドはもうお役御免なんでしょうか。あれもたまにはやってくれてもいいかなと思いますけどね。
新しいナビのハルカ。2週間ぶりにこのナビを見ましたが、前回より可愛いとはいえやっぱり必要かは微妙ですね。
もしかしてパイロットが野郎ばかりだから彩りを加えようとしているんですかね?だとしたら日常シーンの神崎と霧島で間に合ってますといったところですが。
防衛地点の採掘ポイント7に到着した2機。敵の遠距離射撃に対して、無駄に揉めたりせず滑らかに連携を始められるところが本当にいいですね。ムサシを射撃でサポートするアーサーに、絶体絶命のアーサーをデフュージョンブラスターで救うムサシ、いい仲間です。
デフュージョンブラスターを使ってしまい、打つ手のない上空のマザーシップに対抗するため、重核子弾頭ハイドロバズーカを装備します。えらい物騒な名前から察するに、水爆砲のようなものらしいです。その威力は絶大で、アーサーの的確なサポートもありマザーシップを粉砕しました。それにしても、「ケツの緩いビチグソ野郎」なんて言葉ジョジョ以外で聞く日が来るとは予想できませんでしたよ。
補給が途切れたことで融合し自爆を試みるドラクター。円柱状(ここ重要)の強力なバリアを張っていて、ハイドロバズーカも早速かませ化してしまいます。そこで大和は、ハルカに提案された必殺技「流星キック」を使用します。そのままではバリアを突破できないキックですが、地中に潜ってからメガトンパンチの推進力で上昇することでバリアのない下から貫通しました。
毎度のことですが、よく工夫してますねぇ。応用が多すぎて、本来の使い方をされた装備の方が少ないんじゃないですかね。
パイロットや司令部は一安心ですが、唯一不満そうなのが例の博士。雨宮が活躍しなかったことにご立腹の様子です。先走って余計なことをしなければいいのですが。
そして隊長の職場である工事現場では、なんと霧島が働いていました。アイドル活動のために金が必要なようです。それこそKJに用意させればいいのではと思いますが、そうはいかないんですかね。
金が欲しい霧島に、隊長は「もっといいバイト」(意味深)を勧めます。(女子高生に対してそれは)まずいですよ!あんまりすぎて初見で笑ってしまいました。冗談はさておき、霧島も次回からパイロット内定のようですね。
あ、あとどうでもいいことですが捕まっていたイブリムは逃げました。
余談ですが、博士の名前が公式サイトにもなく、分からないのは不便なのでEDで調べたところ、芥川康太らしいということが判明しました。苗字が本州・四国・九州・北海道の4人組もいたのですが、KJのメンバーですかね?苗字の超次元さはイナイレで慣れたのでそこまで驚きはないです。
今回は、霧島ジュンの可愛さと戦闘シーンの良さで大満足な出来でした。霧島は初めて声を聞いたとき微妙だと評価しましたが、手のひら返して謝罪したいですね。
次回も新機体、イブリムの暴走、大和激怒と内容盛りだくさんのようで楽しみです。しかし相変わらずサブタイのセンスはいまいちですね…
次回感想